1/6ベトナム北部サパに広がる棚田とロープウエー=2025年10月(共同)ベトナム北部ファンシパン山頂付近で写真を撮る観光客ら=2025年10月(共同)ベトナム北部ファンシパン山頂付近で写真を撮る観光客ら=2025年10月(共同)ベトナム北部ファンシパン山頂付近のレストラン=2025年10月(共同)ベトナム北部ファンシパン山頂付近のカフェ店内=2025年10月(共同)ベトナム北部のファンシパン山=2025年10月(共同) ベトナム北部ラオカイ省の高原の街サパで、同国最高峰のファンシパン山(3147メートル)の頂上付近を気軽に訪問できるロープウエーが観光客の人気を集めている。出発駅と終着駅の標高差は1400メートル超で2015年にギネス世界記録に認定された。山にかかる雲海の中を進み、山頂まで運んでくれる。(共同通信ハノイ支局=松下圭吾) 2025年10月、海抜約1600メートルのサパ中心部に近い出発駅から、3本組のワイヤロープにぶら下がったゴンドラに乗り込んだ。出発すると間もなく名所の棚田に差しかかる。眼下に田んぼが山裾へ階段状に広がり、美しい光景に息をのんだ。 山頂に近づくにつれ気温が低くなる。「寒い」とつぶやき、セーターを着る乗客もいた。約20分で終着駅に到着。平日ならロープウエーは往復で大人計80万ドン(約4700円)だ。周辺に土産物店やレストラン、カフェがあり、インターネットにも接続可能で快適だ。ピザやハンバーガー、地元料理も提供され「人気は鍋やおでん」(従業員)という。 急傾斜をものともしないケーブルカーに乗り換えて山頂に向かうと、かつてフランスが支配していたインドシナで最高峰との記念碑がある。2019年の再測量で正しい標高が判明したが、碑の表記は以前のまま3143メートル。おおらかなベトナムらしさを感じさせられた。 軽装の子どもやサンダル履きの人もいて、ドイツ人男性は「高齢の母親も楽に山頂に着けた。徒歩なら数日かかるよ」と笑顔を見せた。ただ、霧雨や変わりやすい天候、高山病に注意が必要だ。 サパはフランスの植民地時代に避暑地のリゾートとして開発された。地元メディアによると、ベトナム戦争などでさびれ、再び観光地として注目されるようになったのは2000年代に入ってから。ロープウエーは2013年に建設が始まり、2016年に正式開通した。 省都ラオカイへの高速道路も開通し、サパは首都ハノイから車で約5時間とアクセスが向上。高級ホテルも開業、少数民族の村も含めて注目されている。2013年に約120万人だった観光客数は今年、年内に1千万人を超えるペースで増加している。
3千メートル超、気軽にベトナム最高峰へ 標高差世界一のロープウエーで20分
AI 記者
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