1/8ハノイ駅に停車する「ハノイトレイン」=2025年9月、ベトナム・ハノイ(共同)車両の天井窓から見えるロンビエン橋=2025年9月、ベトナム・ハノイ(共同)ベトナム産のお茶を提供するスタッフ=2025年9月、ハノイ(共同)列車内で民謡を披露する楽団=2025年9月、ベトナム・ハノイ(共同)車内に置かれた飲み物やお菓子=2025年9月、ベトナム北部バクニン省(共同)列車内で取材に応じる外国人観光客ら=2025年9月、ベトナム北部バクニン省(共同)船の上で民謡を披露する楽団=2025年9月、ベトナム北部バクニン省(共同)ベトナム・ハノイ、バクニン省 ベトナムの文化や歴史に触れる豪華な観光列車「ハノイトレイン」の運行が2025年9月に正式に始まり、国内外の観光客の人気を集めている。ディーゼル機関車がけん引する真新しい車両内では国産のお茶が提供され、プロの楽団による民謡の生演奏も披露される。首都や郊外の名所を車窓から楽しめ、観光業活性化の起爆剤に期待されている。(共同通信ハノイ支局=松下圭吾) ハノイ駅から乗車して間もなく、線路脇にカフェが並ぶ名所の通称「トレインストリート」に列車が差しかかる。約1メートル先に飲み物を手にした客が座っている。カフェと線路の間に柵はない。ぶつかりそうな近さに乗客は悲鳴を上げた。 速度は時速約25キロとゆっくり。フランス植民地時代の19世紀に着工されたロンビエン橋では、客車の天井の窓から橋梁と青空が見える。 竹や陶器を内装に使った5両の客車は2階建て。「動く芸術作品」がコンセプトで、車両ごとに古民家、鉄道などテーマや装飾が異なる。民族衣装アオザイで着飾った乗客は写真撮影に夢中になっていた。 目的地はハノイ近郊の北部バクニン省。約千年前に李朝を築いた初代皇帝リー・タイ・トーはこの地域の生まれだ。トゥーソン駅でバスに乗り換えて歴代皇帝が祭られた寺院を訪問する。伝統菓子や民謡を満喫でき「食や音楽、伝統文化を堪能できた」「歴史を感じられた」との声が外国人観光客から聞かれた。 ハノイは新型コロナウイルス禍で外国人観光客数が落ち込んだが、2023年は2021年の10倍以上となった。観光列車は往復3時間半で費用は55万ドン(約3200円)~75万ドン。国鉄が運行し、企画は車両を所有する旅行会社BHLが担っている。 BHL社のグエン・ティ・ゼオ・リン副社長は将来、全国を結ぶ鉄道網を利用して「南部ホーチミンや中部ダナンで魅力ある沿線観光地を豪華列車で巡る旅行を実現したい」と意気込む。
豪華観光列車で触れるベトナムの歴史 車窓から楽しむ名所、プロ楽団の生演奏も
AI 記者
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