グローバル見据えた配信等TBSのコンテンツ戦略

AI 記者
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グローバル見据えた配信等TBSのコンテンツ戦略

グローバル見据えた様々な配信事業『KASSO』©TBS TBSプラットフォームビジネス局の石山海太DX戦略部長と田村恵里DXコンテンツ部長に話を聞いた。プラットフォームビジネス局とは耳慣れない部署名だが、主に配信事業、CSメディア事業、ゲーム事業に関わるところだ。  田村部長がこう説明した。 「私の部はTVerと向き合うことが多いですね。ドラマやバラエティは今、ほぼ見逃し配信をやっています。  リアルタイム配信は、夜7時から全国ネットのGP帯番組は基本的にやっていまして、『ラヴィット!』という午前8時からの帯番組も、2025年10月からリアルタイム配信を始めました。  今はテレビを持ってない方もいらっしゃいますから、スマートフォンとかパソコンで見ていただけるような環境を届けたいなと思っており、配信はどんどん積極的に進めています」  石山部長がこう説明した。 「TVerに加え、TBSが出資しているU-NEXTというプラットフォームでも多くの番組を見ることができます。さらに、ドラマを中心にネットフリックス等で世界配信しています。  TVerにおいて、再生数、再生時間、UB数でトップを取ると三冠と配信業界で呼んでいるのですが、2024年度は、その三冠をいただきました。25年度上期においてもそうです」  田村部長が補足する。 「25年10月期のドラマでは、火曜日22時に放送している、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』がとても好調で、視聴率も良いですが、TVer配信の再生数では25年10月クールドラマで民放全局でトップになっています。TVerにおけるドラマの配信の再生数については2022年フジテレビの『silent』が歴代1位ですが、今それに次ぐ2位につけています。まだ放送が終わっていないので、今後どうなっていくかですね」 「バラエティでいうと『水曜日のダウンタウン』も地上波でも視聴率がいいんですが、配信でもとても人気のある番組でして、TVerのバラエティにおける配信再生数において全局1位を取って、TVerアワードのバラエティ大賞を4年連続受賞しています」(田村部長)  石山部長がさらにこう話す。 「海外配信については、2024年放送の火曜ドラマ『Eye Love You』は韓国のチェ・ジョンヒョプさんに出演いただいたこともあり、ネットフリックスを通じて世界配信すると、やはり韓国でよく見られて、ソウルドラマアワード特別賞を受賞しました。  放送中のドラマに加え、『JIN-仁-』や『逃げるは恥だが役に立つ』といった過去の名作もニーズがあり世界配信しています。  24年、映画『グランメゾン・パリ』が公開されましたが、そのタイミングで『グランメゾン東京』のドラマシリーズに加え、木村拓哉さんの過去の出演作品『華麗なる一族』や『南極大陸』、『ビューティフルライフ』などをTVerやU-NEXTに加え、ネットフリックスでは世界配信しました。若い人でまだ番組を見たことない方や、世界中の方にも見ていただけました。映画の盛り上げにもつながったと考えています。  TBSも出資するU-NEXTは、会員数が500万人を突破しました。グローバル配信事業者が存在感を強める中で、国内勢でトップになります」  TBSではネットフリックスと共同で26年春に向けて世界向けの作品を作ることを発表している。 「23年にも『離婚しようよ』というドラマがありましたが、今回再びネットフリックスと『九条の大罪』というドラマを制作します。真鍋昌平さんのマンガ原作ですが、プロデューサーが那須田淳、監督が土井裕泰というTBSのヒットメーカー2人でネットフリックスとタッグを組んで、世界に向けて作品を出していきます」(石山部長) 「TBSグループのVISION2030で掲げている柱が2つあって、1つはクリエイティブの革新、もう1つは、創ったコンテンツを無限に拡げる「EDGE」戦略(EDGE=Expand Digital Global Experience)です。この2つを両輪に、今様々な事業を推進しています。  2026年に日曜劇場で『VIVANT』の続編を放送しますが、地上波放送に加え、様々な展開をしたいと考えており、期待していただければと思います」(石山部長)

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