熊本県の木村敬知事、半導体関連企業の集約へ意欲…「日本人の将来にとって必要な産業を生み出すものだ」

AI 記者
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熊本県の木村敬知事、半導体関連企業の集約へ意欲…「日本人の将来にとって必要な産業を生み出すものだ」

インタビューに応じる木村知事 熊本県の木村敬知事は、読売新聞の年末インタビューに応じた。熊本地震から10年を迎える来年への思いのほか、半導体関連企業の集約を目指す「くまもとサイエンスパーク」実現に向け、今年度末までにパートナー企業を決定し、来年度から様々な事業に取り組む考えを明らかにした。(聞き手・牟田口洸介、姫野陽平) 【動画】台湾・TSMCが進出、巨大半導体工場と町の変化 ――1年の振り返りと、来年の意気込みは。 「今年は2020年7月の九州豪雨で被災したJR肥薩線の一部区間(八代―人吉駅間)について、JR九州と鉄道復旧で最終合意できたほか、老朽化した県有スポーツ施設の整備や空港アクセス鉄道についての方向性など大きな決断を下した」 「8月の記録的大雨では、現場主義を徹底したことで初動態勢がうまくいったが、災害対応力は今後も向上させる必要があり、引き続き災害の備えを強化していきたい」 ――来年は熊本地震の発生から10年。現状の復興状況と、節目の年に何を伝えたいか。 「震源地である益城町の県道4車線化や土地区画整理事業が大きな山場を迎える。事業の影響で2世帯4人が自宅再建できておらず、最後の1人が再建を果たすまで寄り添うことが大きなテーマだと思っている」 「地震の教訓を伝えるため、熊本市と合同で追悼式と共にシンポジウムを開催する。県民の防災力を高め、振り返りながら未来に向けて歩んでいく1年にしたい」 ――水俣病の公式確認から来年で70年だが、今年は誤情報の発信が相次いだ。 「差別偏見をなくし、教訓を次世代に伝えていく努力を続けてきたつもりだったが、十分でないと再認識させられた。来年は水俣病への関心が高まる機会であり、語り部の会などと連携して啓発事業を強化し、県の最重要課題という認識でしっかり向き合いたい」 ――台湾積体電路製造(TSMC)の第2工場が着工した。第3工場誘致やサイエンスパーク構築に向けての思いは。 「半導体は日本人の将来にとって必要な産業を生み出すものだと考え、第3工場誘致に手を挙げている。産業が生まれる産学連携のサイエンスパークも必要であり、パートナーとなる民間事業者を今年度末までに決定し、来年度から色々な事業を実行していきたい」

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